愛知県の子供のスポーツテストの結果が低すぎる・・・

こんにちは。トレーナーの渡邉です。

愛知県の皆さん、かなりマズいです・・・。

少し前の記事ですが、令和5年度のスポーツテストの結果が公表されているのをご存知ですか?

結果を見たらかなりの衝撃でした。

スポーツ庁が実施する全国体力テスト(新体力テスト)において、愛知県内の小中学生の成績は、2023年度は次のとおりでした。

  • 小学5年生の男子は全国最下位、女子は43位
  • 中学2年生の男子は46位、女子は45位

※令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書より

愛知県内のお子様に危機が迫ってきています。

  • 昔に比べて、今の子は運動しなくなっている
  • 発育発達が遅れているように感じる
  • 動きのぎこちなさが変わらない
  • 昔の子よりも体調を崩しやすい気がする
  • よく転んでしまう

など自分のお子様の身体のことで困ったことはないでしょうか?

ひとつでも当てはまる方は、今後お子様の成長が十分に促されない可能性があります。

今回は、なぜお子様の成長が促されていないのか、お伝えしていきたいと思います。

目次

おうち時間の増加が運動能力の低下に繋がる

全国的に見ても、コロナ後のスポーツテストの結果は、コロナ前と比べてかなり落ちています。

これは子供の成長において、「運動能力が落ちてきている」ということだけでは収まらず、子供の発育発達の面で、神経系、リンパ系の発達が促されていないことになります。

神経系とは、
体内外の環境変化やストレスによりもたらされる情報をすばやく処理し、その情報に応じて生体各部を調節する器官
のことを言います。

リンパ系は
損傷した細胞を体から排除し、感染やがんの拡大を阻止するという重要な機能を果たしています。

つまり、神経系、リンパ系の発達が促されていないと体調を崩しやすかったり、病気になりやすいという現在から将来にかけての不安がなくならないという状態になるということです。

そして、その後に発達してくる一般型(身長や体重、呼吸器や消化器、肝臓などの胸腹部臓器の発育)、生殖型(男性や女性の生殖器、乳房、咽頭などの成長)の発達も十分に促すことができない可能性が出てくるのです。

内臓、神経、リンパなど体の内面が発達しないことのリスクはかなり大きいのです。

運動習慣の減少と肥満の関係

コロナの感染が広まったことをきっかけに、運動習慣がなくなり、おうち時間が増え、消費エネルギーが減ってきたことによって体脂肪率の増加が小中の男女ともに大幅に増えてきています。

家で過ごす時の姿勢は背中が丸くなったりしていませんか?

猫背の状態が続くと、背中の筋肉は硬くなり、呼吸は浅くなり、血液循環、エネルギー代謝、消化吸収などの
内臓機能は低下してきてしまいます。

代謝が悪くなれば、エネルギーを消費できず余ったエネルギーは脂肪となり蓄積していきます。

また、内臓機能の低下は脳へのインプットを悪くしてしまい、大きな力を出すことができなくなります

このように体脂肪率の増加は、50m走やジャンプ力、反復横跳び、持久走などの数値の低下に繋がります。

発育発達の観点からしても、運動や身体の中の感覚に刺激が入らないことは子供の成長を促進することができず、

将来的にも、体調を崩したり病気になる確率が上がりやすく、健康から離れてしまいます。

運動が発育発達のカギになる

コロナ前の体力テストの平均点は、男子54.2、女子55.9になります。

濃い緑色の棒グラフは1週間に420分(目安60分✖️7日)の運動をしている人になります。

1週間の運動が420分以下の人たちに比べて大幅に成績は良くなっているのがわかります。

これは運動をしているから、結果が良くなったということですが、色んな運動をすることで五感などの感覚神経や体幹や腕・足、体幹に負荷がかかることで負荷に刺激された結果、体が強くなろうという反応を出し、環境に適応してきたという現象が起きているのです。

運動は、感覚などの神経系、リンパ・ホルモンなど内分泌系、筋肉や骨などの筋骨格系への発達を促す役割を持っています。

もし運動時間が420分/週を下回っているお子様がいらっしゃったらすぐに運動を始めていくといいと思います。

子供の発育発達を促す環境づくり

ブリッジでは、そんな子供たちに運動を通して体と心の発達を促し、将来、自立した社会人を目指していく運動教室があります。

  • スポーツをやっていないけど運動はやっていきたい
  • これからスポーツを始めていきたい
  • スポーツをやっているがよく転ぶ
  • 体感が安定しておらず、動きがぎこちない

という方は特に年齢が若いうち(年長小学校低学年に多くの感覚に刺激を入れる運動を始めると体の発育発達を促すことができます。

ブリッジ運動教室では、各年代に応じたプログラム作成と、生徒の身体のタイプや骨格を把握し、個々の体に合わせたアドハイスをしていくタイプ別の指導を行なっております。子供たちの成長を促すための環境設定として跳び箱、マット、鉄棒、登り棒、など全体的に感覚や身体を刺激し成長するための環境を作っております。また、メンタル面(私生活、集団行動、リーダーシップ、思いやり)などの成長もサポートさせていただいております。

お子様の成長過程や運動のことで不安なことやお悩みがございましたら無料体験もやっておりますのでお気軽にご連絡ください。

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