むくみ・痩せにくい・生理痛〜女性のためのトレーニング〜

こんにちは。トレーナーの澤田です。

本日は女性の方によくあるお悩みをテーマにお話ししていきます。

・むくみ

・痩せにくい、お腹まわりに脂肪がつく

・生理痛、生理不順

このような症状はありますか?

私は、幼いころからむくみが悩みでした。

靴下をはくと必ず跡がついていましたし、ひどいと靴下が食い込んでいました。

むくみで足首のしまりがなく、足全体が太く見えるのが嫌でした。

気を抜くと太りやすい体質でもありました。

小学4年生~高校までバレーボールをしてきたので、人並みの運動習慣はありました。

それにも関わらず太りやすく、むくみやすい自分の体型が不思議でした。

なぜこのような症状が出たのでしょうか?

それは内臓が正しく働いていなかったからです。

目次

内臓が働いていないとは?

内臓とは、心臓・肝臓・腎臓・すい臓・胃・腸・子宮(男性であれば前立腺)など、

体の内部にある臓器のことを指します。

それぞれの内臓は、人間が生きていく上で重要な働きをしています。

例えば、心臓は酸素や栄養素を含んだ血液を全身に送るポンプの役割をしています。

心臓のはたらきが低下すると全身に血液を巡らせることができず手先・足先の冷えが出てきたり、

余分な水分がたまってむくみの原因になったりします。

胃や腸は食事から吸収した水分や栄養を体内に吸収する働きがあります。

胃腸の働きが悪く栄養を十分に体内に摂取できないと、低栄養となり生理不順の原因にもなります。

また腸の中にある腸内細菌は、体内に侵入した細菌やウイルスを排除して病気を予防する免疫機能を持っています。

この腸内細菌をバランスよく持っている人の方が痩せやすいと言われています。

また、腸内細菌とホルモンバランスは関係しており、女性ホルモンを整える意味でも重要です。

このように内臓の様々な働きが私たちが生きていく上で重要で、その働きが低下すると

何かしらの症状として現れ、不調の原因となります。

内臓を働かせるには

残念ながら内臓は自分の意志で動かすことはできません。

では、どうすれば内臓をきちんと働かせることができるのでしょうか?

内臓は身体の中心にあり、肋骨や骨盤といった硬い骨で覆われています。

これは生命維持に重要な内臓を守るためです。

自分の意思で内臓を動かすことはできませんが、内臓を覆っているろっ骨や骨盤は動かせます。

骨には筋肉が付着していますので、筋肉を使って肋骨や骨盤を動かしていきます。

ろっ骨、骨盤をコントロールすることでその内部にある内臓が正しい位置に戻り、

内臓をうまく働かせることができます。

女性は男性に比べると筋力がどうしても弱いため、ろっ骨や骨盤周りの筋肉がうまく使えず

内臓の働きが低下してしまうことがありますので、トレーニングで日々動かしていきましょう!

女性におすすめ!内臓が働くためのトレーニング

内臓を働かせるトレーニングを実際に行っていきましょう。

自宅で簡単にできる基礎的な内容になっていますので、ぜひやってみてください。

①上半身を動かして重心をコントロールする運動

椅子に座って足裏全体を床につけておきます。

足がつかないような高めの椅子は避け、背もたれにもたれずに座ってください。

手を自分のみぞおちに当てます。

肘を遠くに持っていくようにしながら、みぞおちを右ももの上まで移動させます。

次にみぞおちを左ももの上まで移動させます。

左右交互に10往復行います。

慣れてきたら少し難易度を上げ、立って同じ動きを行います。

片足を一歩前に出し、手はみぞおちです。

みぞおちを前足のもものところまで移動させます。10回行ってみましょう。

片足ができたら、足を入れ替えて同じように10回行います。

みぞおちが動きにくい人は、代償としてお尻が左右に動いてしまうことがありますので注意してください。

下半身は動かさず、上半身(みぞおち)を左右に動かすように意識してください。

②体をひねって骨盤をコントロールする運動

次は体をひねる運動です。

片足を一歩前に出し、両手は胸の前で組みます。

ここで先ほどの”①上半身を動かして重心をコントロールする運動”を思い出してください。

みぞおちは前足のももの上にくるようにしておきます。

その状態で、体をひねっていきます。

この時、前足の骨盤が開かないように注意します。上半身のみをひねりましょう。

家にゴムチューブやダンベルなどの道具がある人はそれを使って、

ない人はペットボトルを持って行うとより効果的に鍛えることができます。

内臓を整えると今まで色々試してみたけどなかなか改善しなかった症状が徐々に変わっていきます!

・むくみ

・痩せにくい

・生理痛

女性特有の症状がある方は、この機会にぜひ体の内部に少し目を向け、

健やかな体のために身体を動かすことを少しずつ始めてみましょう。

コンディショニングブリッジ トレーナー澤田

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