こんにちは。ブリッジネクスト・運動教室担当スタッフの宮路です。
今回、逆立ちについて皆様に問いかけてみたいと思います。
是非、この記事を読んで、ご家族とシェアしてみてください!
なかなかダイナミックであり、簡単な実践には感じにくい「逆立ち・倒立」
子供達に聞いても、最近はあまりやることがないイメージを持ちます。
そこで、逆立ちを早くから、そして、大人になってもやっておいた方が良い理由と、運動教室での活動を合わせてご紹介していきたいと思います。
スマホなど電子機器が発達する現代、上半身を維持する筋力や可動域の低下・内蔵の働きまで影響を与える上半身の使い方にとって、逆立ちがどうして大切なのでしょうか?
猫背・巻き肩・肩が下がらない姿勢の乱れ
ブリッジ運動教室では、月ごとのテーマを持って運動を行っています。
実は運動はさまざまな生命活動に繋がっているので、姿勢・内臓機能・ホルモンバランスの発育や調整も意識して行っているのが特徴になります。
1月〜3月については
- 上肢を用いた身体操作
- 柔軟性向上
として設定し、上肢の使い方についてさまざまなアプローチを入れながら教室を行っています。
その中でも、逆立ち・ブリッジは、大切なウォーミングアップとして取り入れています。
逆立ちができない原因として、
- 肩甲帯の弱さ
- 上肢や体幹の可動域制限
- 体幹と上肢への連動機能の低下
が大きな原因となります。
子供達が逆立ちやブリッジを行う際に、肩甲帯から支えられる人はほとんどいません。腕や手のみで支える人がほとんどなのです。体全体を手先や腕だけで支えるとなると、かなり負荷が大きくなりますよね??
猫背など、姿勢の乱れが原因で背中や体幹が固まってしまうと、可動域が制限され、柔軟に身体を使えず、パワーが発揮できなくなってしまいます。
パワーを発揮できる身体の可動域を維持して行くために、補助なし逆立ち・逆立ち歩きができることを1つの目標に、ブリッジ運動教室ではさまざまな形で、身体操作のトレーニングを行っています。
重力の影響を受け、下に引っ張られる内臓の機能低下
人間は常に重力の影響を受けながら生活をしています。
つまり、内臓も下に引っ張られているということになります。
内臓が下がってくることで、体幹や骨盤周りにある内臓の機能が低下し、消化不良や血行不良を起こしやすくなります。また、内臓が下に落ちてくるということは、膜にテンションがかかり、扁平足などを引き起こしてします要因にもなります。
逆立ちは、下に下がる内臓を正しい位置に促してくれる効果や、下半身に溜まった血流を流してくれる効果があるので、定期的な運動として行うと良いです!
支える上肢の特徴
運動教室で上肢の使い方をする中で、特に注意してみている点があります。
是非、お子様のお身体の使い方でチェックしてあげてください!
それは、肘を伸ばした際に反張してしまうことです。
骨格の特徴として、緩みのないしっかりなタイプと、緩みのあるしなやかなタイプがあります。
しなやかなタイプは、手や肘の関節に緩さがあり、さらにしなやかな特徴として外反肘(画像で言う外反変形・または猿腕)と言われるものがあります。
この特徴を持つ子どもたちは、上半身で支える動作をした際に、肘が反張してしまい、とても危険な形で支えてしまいます。この場合は、少し肘を曲げて、肩甲骨(背中)で支えられるように練習をしていきましょう!
上半身がしなやかな特徴として、
メリット
- 腕がよく動くので器用であること
- 腕を使った表現力が豊かである
- 腕の可動域が広く、しなやかに鞭のように動かすことができる
注意点
- 腕の筋肉がつきづらい
- 走る際に、脚と腕振りのバランスが難しい
- 走り方が変・違和感がある・不安定
- ホルモンバランスが乱れやすくイライラしやすい
- 冷えやすい
正しい意識で体を使うことで、自分の体を上手に動かせるようになり、パワーが出せるようになってきます。
このように、小さい時からエラーをなくし、自分に合った身体の使い方を知り、心身ともに成長して行くことで、子供達の将来が広がっていきます。
ぜひ、お子様や大切な方、ご自身の上半身の使い方を一緒にチェックしてみてください!
最近イライラするお子様が増えてきております。これもネット社会となり上半身や姿勢の乱れからくる問題になりますのでお悩みの方はご相談くだされば、原因について確認させて頂きます。
運動教室の体験・見学、いつでも可能です。お悩みや気になるところがありましたらお気軽にご相談ください。
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