クラシックバレエ教室のケア・トレーニングサポートがスタート

こんにちは。コンディショニングブリッジの宮路です。

自分自身の体を用いて表現をすることは、スポーツ、芸術など社会の中でも様々あると思います。共通することは同じ指導を受けても十人十色の表現が存在するということです。

模倣から始めて、最終的には「自分自身らしい表現をしていく」、そしてオリジナリティーが人に感動を生んでいく。それこそが社会的な価値であり、人間性が出てくると思います。

特に芸術は点数で争うものでもなく、内面的な状況から滲み出てくる表現力で判断されるものだと思います。

芸術とは、独特の表現様式によって美や、時には感情を表現するものになります。人間は感性をもった存在です。感性や五感は、人によって差があることは確かですが、誰しもが何かを感じて生きているのです。

人間の感覚の中でも、この「五感」という感覚が、とても大きな脳への刺激となり、

生まれ持った生理的な受容器になるので、無意識な感覚であり、数値化することができない人間の本質的なものになります。

皆さんは芸術に触れる機会が生活の中でも、多くのものが存在をしていることにお気づきでしょうか?

  • 自然豊かな環境(海、川、山など)
  • 朝があり夜があること
  • 植物や動物達の存在
  • 様々な土地の文化、風土、歴史
  • 美しいもの(物、音、色、人など)
  • 食事や会話の中の言葉達
  • 人の佇まいや雰囲気、空気感

このように生活の中でも多くの芸術に触れていることにお気づきだと思います。さらにそれを表現する舞台として、人が表現するものの中に、クラシックバレエも存在すると思います。

また生活の中で、この五感をネガティブに感じてしまうものも存在して

例えば

  • 部屋の電気が薄暗い、真夜中の時間帯の暗さ
  • ガヤガヤした賑やかな場所
  • 電車の鉄が擦れるような音
  • 周りの音が聞こえすぎて集中できないこと
  • 苦手な食べ物
  • 化学的な匂い

このように、視覚・聴覚・触覚など、五感が強くはたらく人は、人一倍ストレスとしても感じやすいこともあると思います。このような方はより自然的なものを好んでいく傾向にもあります。

スポーツと芸術と大きな違いは、この見えないものを表現する感じる力、姿勢など無意識に働く、内臓や脳にも関わりが深い深層の動きを大切にすることだと思います。

だからこそ、人間性が表現に現れるとよく言われている所以だと思います。

芸術作品を創造し、表現する人には感性が豊かな人が多い、豊かに育っていくことにも繋がっています。逆にネガティブな感覚もあるからこそ、常に体の姿勢を整えておかないと乱れやすいのです。

芸能関係や芸術家は、この自分にしか分からない世界観があるからこそ、孤独でもあるのです。そのために、過敏になるからこそ、自律神経症状である不調が出ても、病院などでは原因不明となって診断されず、理解をされずに苦しんでいる方も多くいます。

コロナ禍となり、この感覚が昇華されずに、自殺者が出てしまうのは、そんな素晴らしい感性や感受性の豊かさから自分を追い詰めて進んでしまうからなのです。表現者や感性が強くはたらく方には、五感や感性をコントロールし、解放するために自身への理解が必要なのです。

その解放できない原因について、私たち芸術専門のトレーナーが、体の無意識を紐解く存在として不可欠なのだと思っています。

そんな前置きをしながら、今回お話しするのはバレエダンサーについて。

足先のトラブルや、循環・血流、皮膚のトラブルを機にされている方も是非、記事を最後まで読み進めてみてください。

目次

『表現者』

『バレエダンサー』こう呼ばれる方々もまた、素晴らしい表現者です。

6月より、クラシックバレエスタジオの生徒さんの「痛みや不調に対応をしていた」ご縁から、ケアの必要性を認めてくださり、バレエ教室に出向いてレッスン前後、弊社スタジオでのトレーニングがスタートしました。

コンディショニングに重点を置いたグループレッスン、個別にパーソナルケアと指導をさせていただきます。

踊りにはたくさんのジャンルがあり、その中でもバレエには、基礎に型がたくさんあります。足を開く角度や、指先だけで地面に接地してパフォーマンスをする繊細さ、柔軟性だけでなく、【重心移動】や【体幹の安定感】が軸としてとても大切になってきます。

そんな繊細な踊りをする中でどんな問題が出てくるのか?

バレエをする子どもたちに、気になることはある?と聞くと

  • 足裏が痛い
  • 背中が痛い
  • むくみが気になる
  • 体型が気になる
  • 頭痛がある

このような悩みを多く聞きます。

特に指先の変形である『浮指』や、循環の問題である『血行不良』は多く見られます。

小学校高学年くらいになると、トウシューズと言われる先端が平らで、足指を入れる部分と靴底が硬くなっているものを履いて踊るようになってきます。これを履くことによって、足指をまっすぐに伸ばした爪先立ちの状態で踊ることが可能になります。

浮指や扁平足など、症状がある状態でこのトウシューズを履いてしまうことは、体に大きな負担を与えるのです。身体を支える状態が整っていないのにその状態で動き続け、過剰な負担が足先にかかり、支えきれない負担を全身で補おうとして、気付かないうちにバランスを崩しているのです。ただ、それを知らずに履いて踊っている方が多いのが現実です。

これはバレエのトウシューズに限りません。扁平足や外反母趾、O脚など、足の形や変形を感じている方々も同じです。

足からの崩れは、姿勢や体型、内臓のはたらきまでも悪くしてしまうのです。

内側から綺麗に

目には見えない身体の中(内臓のはたらき)の問題は、「体型の崩れ、むくみ」になることや、生理痛などの症状、頭痛、腹痛を含めて自律神経症状、痛みとして現れているのです。そのまま症状が続いてしまうことで、さらには婦人科系の病気などにも発展してしまうこともあるのです。

ニキビや乾燥肌などの皮膚の悩みやアトピーは、血液循環の問題が大きく関わり、形として見える外反母趾や扁平足・膝の痛みなどは、内臓の働きの低下から起こってくるのです。

BRIDGEでは、それぞれが持つ生まれ持った骨格の特徴や、身体の使い方のタイプを見て、施術として筋膜への介入を行い、内臓のはたらきを出していくケアを行います。

まずは

正しく使える状態に身体を整え

動ける身体を作り

競技動作や日常動作に繋げていく

根本から改善することで、本来の自分の動きを取り戻し、生涯、健康に過ごしていけるお身体でいられる・パフォーマンスが伸びてくるようになるのです。

お身体の血流や循環が良くなることで代謝も上がり、内側から綺麗に健康になります。

表面上の一時的なカバーではなく、内側から整えて、長い先を見た綺麗さや健康なお身体に整えていくことが大切だと考えて、内側から溢れる強い美しさを引き出していけるように、サポートに励んでいきたいと思います。

外反母趾や扁平足、浮指など足の症状、アトピーなどの皮膚、自律神経症状、長く続く痛みの問題など、治らないと諦めずに一度ご相談ください。

コンディショニングトレーナー 宮路優香

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